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コーヒーカスを捨てるのはもったいない!?コーヒーかすの捨て方と再活用法

コーヒー

こんにちは、コーヒー愛好家のサスケです。コーヒーについて発信しております。

皆さん、コーヒーを楽しんだ後にコーヒーかすの捨て方の頭を悩んでいませんか?

多くの人が毎日のように出すコーヒーかす、実はただのゴミとして捨てるのではなく、リサイクルや再活用することで、様々な形で私たちの生活や環境に貢献できるんです。

この記事では、コーヒーかすを捨てる際の効果的な方法から、生活の中で役立つ再活用のアイデアまでを私の体験談も含めて紹介します。コーヒーかすをただのゴミとして見るのではなく、リソースとして捉え直し、エコな生活を実現しましょう。

この記事で解決できるお悩み

・コーヒーかすの捨て方

・コーヒーかすの再活用方法

コーヒーかすの捨て方

まずコーヒーかすの捨て方からご紹介いたします。コーヒーかすの一般的な捨て方は主に2点あります。

①「燃えるゴミで出す」
②「土の中に捨てる」

多くの人は①「燃えるゴミで出す」でコーヒーカスを捨てているかと思いますが、それぞれ見ていきましょう。

燃えるゴミで出す

コーヒーかすを燃えるゴミとして捨てる場合、ただ単にゴミ袋に入れるだけではなく、乾燥させてから捨てることをお勧めします。これは、湿ったコーヒーかすが腐敗しやすく、不快な臭いを発生させるためです。

乾燥方法には、天日干しやオーブン、電子レンジを使用する方法があります。ただし、自治体によってはコーヒーかすを生ごみとして分類している場合もあるため、捨て方に関するルールを確認することが重要です。

土の中に捨てる

コーヒーかすは土壌改良材としても活用できます。これを庭やプランターの土に混ぜ込むことで、土の保水性や通気性を向上させることができます。コーヒーかすは酸性ですが、ほとんどの植物にとって有害なレベルではありません。

それでも、酸度が気になる場合は少量から試すと良いでしょう。このようにして、コーヒーかすを土の中に捨てることは、廃棄物を減らしつつ植物の成長を助けるエコフレンドリーな方法です。

コーヒーかすの再活用法

コーヒーかすの捨て方をご紹介しましたが、コーヒーかすを再活用できる良い方法があれば、試してみたいですよね?人によっては毎日でるコーヒーかす。ただ捨てるのはもったいないです。ぜひコーヒーかすを再活用してみて下さい。

私はすぐに気軽に取り組める「脱臭、消臭」からコーヒーかすを活用することをお勧めいたします。

①脱臭、消臭

コーヒーかすはその多孔質構造により、空気中の臭気分子を効果的に吸着する能力を持っています。実際に、UCCの実験で、コーヒーを淹れた後の抽出かすは、活性炭※以上にアンモニアの脱臭効果に優れていることが分かっております。
参考:https://www.ucc.co.jp/customer/faq/faq049.html

具体的には、冷蔵庫内の食品由来の不快な臭いや、靴箱内の汗の臭いなど、日常生活で遭遇する様々な臭気問題に対応可能です。使用する際は、乾燥させたコーヒーかすを透明な布袋や通気性の良い素材に入れて、対象となるスペースの隅に置くだけで、数日から数週間にわたって持続的な脱臭効果を発揮します。

ただし、コーヒーかすの脱臭効果を維持するためには、2週間から1ヶ月に一度は新しいものと交換することをお勧めします。

マーナ (marna) コーヒーかす消臭ポットもオススメ!

私はコーヒーかすを「マーナのコーヒーかす消臭ポット」も入れてます。

シンプルなデザインかつコンパクトサイズなので、通常の消臭商品よりおしゃれな感じで置くことができます。
金額も手頃なので、コーヒーかすを消臭として活用してみたい方は試してみてください。

②植物の肥料、ガーデニング

コーヒーかすは、その窒素、リン、カリウムなどのミネラル含有量から、特定の植物の成長促進に役立つ天然の肥料としての潜在力を持っています。実際に、コーヒーかすを土に混ぜ込むことで、土壌のpH値を微妙に下げ、酸性を好む植物如し、アザレアやブルーベリーなどの成長をサポートします。

一方で、コーヒーかすにはカフェインが残存している場合があるため、過剰な使用は土壌微生物の活動を阻害し、植物の根に悪影響を与えるリスクも指摘されています。理想的な使用法としては、土の表面に薄く散布し、その後軽く混ぜ込む方法が推奨され、使用量は土の表面積1平方メートルあたり約100グラムを目安にしてください。この量であれば、土壌改良としてのメリットを享受しつつ、潜在的リスクを最小限に抑えることが可能です。

③防虫対策

コーヒーかすには、カフェインとタンニンを含むことから自然な防虫効果が期待できます。具体的には、カフェインがナメクジやアリ、カタツムリなどの害虫を自然に遠ざけるため、化学薬品を使わずとも害虫の侵入を効果的に防ぐことができます。

この方法は、特に有機栽培を好む家庭菜園やオーガニックファームに最適です。使用する際は、植物の周囲にコーヒーかすを薄く散布するだけで良く、1平方メートルあたりの推奨量は約50~100グラム程度です。この量ならば、害虫を効果的に遠ざけつつ、土壌への過剰な影響を避けることができます。

また、コーヒーかすは時間とともに分解され、土壌に有機物を提供しますが、その際にはカフェインの影響を考慮し、植物にとって適量を守ることが重要です。害虫対策としてのコーヒーかす使用は、環境に優しく持続可能な農業を実践する一助となるでしょう。

防虫対策としては下記のブログも参考にしてみてください。

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④掃除用

コーヒーかすの粗い質感は、キッチンの鍋やフライパンに付着した頑固なこびりつきや油汚れを除去する際に、自然な研磨剤として優れた効果を発揮します。この自然由来のクリーナーを利用する際には、約1テーブルスプーンのコーヒーかすを濡れたスポンジまたは布に取り、汚れが気になる箇所を軽くこするだけで、油性の汚れを分解しやすくします。

特に、ステンレス製の調理器具には、コーヒーかすの使用が推奨されますが、色素が残る可能性があるため、白いシンクや陶器には注意が必要です。使用後のスポンジや布はコーヒーかすの残りがないようにしっかりと洗い流し、器具を清潔な水で十分にすすぐことがポイントです。この方法で、キッチンを環境に優しく、かつ経済的に掃除することが可能になります。

コーヒーかすを再利用した面白い商品

コーヒーかすを再利用した製品は、サステナブルな取り組みの一環として世界中で注目を集めています。以下に、個人の主観で特に興味深く、革新的な3つの商品を紹介します。

コーヒーかすで作られた石鹸

コーヒーかすを主成分とした石鹸は、その自然な脱臭効果とスクラブ効果で人気を博しています。コーヒーの粒子が肌の古い角質を優しく取り除きながら、コーヒー固有の香りが自然なリラックス効果をもたらします。また、コーヒーかすの抗酸化作用が肌を健やかに保ちます。

商品例:「Bath Café 【石けん】コーヒースクラブソープ COFFEE SCRUB SOAP」

コーヒーかすを活用したノートブック

紙製品にもコーヒーかすの再利用が広がっており、コーヒーかすを再生紙の原料として利用したノートブックが登場しています。コーヒーかすを含んだ紙は、独特の質感と温かみのある色合いが特徴で、書くたびにほのかなコーヒーの香りが楽しめます。環境に配慮した製品として、また日常の一コマに心地よいアクセントを加えてくれます。

商品例:「【SUScoffee公式】 サスコーヒー ノートブック」

【SUScoffee公式】 サスコーヒー ノートブック SUS coffee notebook コーヒーかすから生まれたノート SUSPRO A5 罫線なし 80ページ ノート ハードカバー 再生紙 ギフト プレゼント シンプル おしゃれ SDGs サステナブル エコ ギフト

コーヒーかすから作られた服

繊維業界でもコーヒーかすの再利用が注目されており、コーヒーかすを原料とした繊維から作られた服が登場しています。コーヒーかす繊維は、UVカット効果や速乾性に優れており、消臭効果もあるため、特にアウトドアやスポーツウェアに適しています。持続可能なファッションへの関心が高まる中、コーヒーかすから作られた服は、エココンシャスな消費者にとって魅力的な選択肢となっています。

これらの商品は、コーヒーかすという資源を有効活用することで、環境への負担を減らし、持続可能な社会の実現に貢献しています。日々の生活の中でこうした製品を選ぶことは、地球環境への意識を高める一歩となるでしょう。

商品例「KATMANDU マルチ ジャケット」

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コーヒーかすの捨て方についてのまとめ

今回の記事は以上です。

「コーヒーかすの捨て方」についてまとめると下記の通りです。

コーヒーかすの捨て方についてのまとめ

・コーヒーかすは再活用できる方法が様々ある

・コーヒーかすには脱臭や消臭効果がある

・コーヒーかすを活用した再活用商品も様々ある

自然環境も大切にしながら、コーヒーライフを楽しんでいきましょう。

  • この記事を書いた人

サスケ

毎日コーヒーを飲むコーヒー愛好家です。 サスケといいます。 このブログでは、コーヒーの雑学、豆、器具、雑学などの様々な情報を体験談ベースで発信しています。少しでもコーヒーについての知識が増え、コーヒーライフを楽しめる人が増えたら嬉しいです。 もし記事を気に入ってくれたらサイトをブックマーク、SNSでのシェア、何卒宜しくお願い致します。

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