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コーヒーミルの静電気を簡単に防ぐ対策と注意点を解説!

コーヒー

こんにちは、コーヒー愛好家のサスケです。コーヒーについて発信しております。

自宅で美味しいコーヒーを楽しむために、コーヒーミルを使っている方も多いと思います。

コーヒーミルを使用する際に静電気が発生し、粉がミルの内部や周囲にくっついてしまう問題に悩まされたことある方も多いでしょう。

この静電気問題を解決するためには、適切なコーヒー豆の静電気対策が必要です。

そこで注目されているのが、コーヒー豆に少量の水を使った方法です。特に霧吹きを使ってコーヒー豆に軽く水をかけることで、静電気の発生を抑え、粉の飛び散りを防ぐことができます。この方法は簡単で効果的であり、多くのコーヒー愛好者に支持されています。

この記事では、コーヒーミルの静電気問題を解決するために、水を使ったコーヒー豆の静電気対策について詳しく解説します。これを読むことで、静電気のストレスを軽減し、より美味しいコーヒーを楽しむための方法がわかります。ぜひ最後までお読みください。

この記事の結論

コーヒー豆を挽く際には静電気が発生しやすい

・少量の水を使うことでコーヒーミルの静電気を対策できる

・静電気が起きにくいコーヒーミルも存在する

コーヒーミルの静電気問題とは?

コーヒーミルの静電気問題とは、コーヒー豆をミルで挽くとき、静電気が発生し、粉がミルの内部や周囲にくっついてしまい、扱いが難しくなる問題のことです。

この問題が起きる理由は、ミルの内部で豆が挽かれる際に発生する摩擦です。摩擦によって静電気が生じ、プラスとマイナスの電気が不均衡になります。この静電気が粉を引き寄せ、ミルや受け皿にくっつけてしまうのです。

例えば、冬の乾燥した季節には、静電気が特に強くなりやすいです。また、深煎りの豆は内部の水分が少ないため、静電気が発生しやすく、粉が飛び散りやすくなります。

コーヒーミルの静電気は少量の水で対策できる

コーヒーミルの静電気問題、実は少量の水を使うことで、静電気の発生を抑えることができます。これを裏付ける研究がアメリカ・オレゴン大学の研究チームによって行われました。

研究チームは、コーヒー豆を挽く際に発生する静電気の影響を調査しました。その結果、豆に少量の水を含ませることで静電気が大幅に減少し、粉が飛び散る問題が解消されることが分かりました。具体的には、豆を挽く前に少しの水を豆に加えると、静電気が発生しにくくなるのです。

海外の複数のメディアでもコーヒー豆を挽く時に少量の水を含ませることによるメリットが掲載されていたので、参考までに掲載いたします。

<参考メディア>
https://www.cell.com/matter/fulltext/S2590-2385(23)00568-4
https://www.newscientist.com/article/2406880-why-adding-water-when-you-grind-coffee-beans-makes-for-a-better-brew/
https://www.sciencedaily.com/releases/2023/12/231206115853.htm
https://www.sciencealert.com/scientists-have-discovered-a-way-to-actually-make-coffee-taste-better

水を使った静電気対策

コーヒーミルの静電気問題を解決するために、少量の水を使った方法が効果的です。ここでは、霧吹きとスプーンを使った具体的な対策方法を紹介します。

霧吹きで水をかける

霧吹きを使ってコーヒー豆に水をかける方法は、簡単で効果的です。以下の手順で行います。

  1. 霧吹きを準備する
    霧吹きに水を入れて準備します。霧吹きは通販や近くの店で手軽に購入できます。
  2. 豆に水をかける
    挽く前のコーヒー豆に霧吹きで軽く水をかけます。全体にまんべんなくかかるように、一回か二回プッシュするだけで十分です。
  3. 豆を混ぜる
    水をかけた後、豆を軽く混ぜて全体に水が行き渡るようにします。この作業で静電気が抑えられ、粉が飛び散りにくくなります。

この方法は、非常にシンプルでありながら効果が高いです。特に静電気が発生しやすい冬場に有効です。

霧吹き用のスプレーは少量の水をかけやすいスプレーであればなんでも良いです。無印のスプレーは使いやすいと思います。こだわりたい方はコーヒー豆の霧吹きに適した商品を販売しているので、ぜひみてみてください。

スプーンで水をつける

スプーンを使ってコーヒー豆に水をつける方法も簡単に実践できます。以下の手順で行います。

  1. スプーンを準備する
    小さなティースプーンを用意します。
  2. スプーンを濡らす
    スプーンの持ち手の部分を軽く水で濡らします。水滴が少しつく程度で十分です。
  3. 豆をかき混ぜる
    濡らしたスプーンの持ち手で、挽く前のコーヒー豆を軽くかき混ぜます。豆全体に少量の水分が行き渡るようにします。

この方法も効果的で、スプーンと少量の水だけで静電気問題を解決できます。手軽にできるので、ぜひ試してみてください。

水を使った静電気対策の注意点

まず、適切な水の量を使うことが重要です。少量の水は静電気を抑えるのに有効ですが、多すぎる水は問題を引き起こす可能性があります。

例えば、コーヒー豆が過度に湿ってしまうと、ミル内部に残った水分がカビの原因になるかもしれません。また、湿気が多すぎるとコーヒーの風味に悪影響を与えることがあります。そのため、霧吹きで1~2回のプッシュ、スプーンでほんの少しの水を使う程度に抑えましょう。

次に、コーヒー豆の焙煎度合いに注意しましょう。焙煎が深い豆ほど内部の水分が少なく、静電気が発生しやすいです。これに対して、浅煎りの豆は水分が多く含まれているため、静電気が発生しにくいです。焙煎度合いに応じて適切な水の量を調整することが求められます。

さらに、金属製のミル刃に注意する必要があります。水を使用することで、金属製のミル刃が錆びるリスクがあります。特に古いミルや手挽きミルを使用している場合は、金属製の部品に水が直接触れないように注意しましょう。セラミックやステンレスのミル刃を使っている場合は、このリスクは低くなります。

最後に、静電気対策を行った後は、コーヒーをすぐに抽出することを心がけましょう。豆を挽いた後に放置すると、湿気が原因で劣化が進む可能性があります。新鮮な状態でコーヒーを楽しむためにも、対策後は迅速に抽出することが大切です。

これらの注意点を守ることで、水を使った静電気対策を安全かつ効果的に行うことができます。初めての方でも安心して実践してみてください。

静電気が起きにくいコーヒーミルのご紹介

静電気が起きにくいコーヒーミルを選ぶことで、コーヒー豆を挽く際のストレスを減らすことができます。ここでは、個人的におすすめの静電気対策が施されたコーヒーミルをご紹介します。

カリスタ ネクストG

現時点で「静電気対策」のコーヒーミルとしては紹介したいのは、カリタ ネクストGです。このミルには、静電気除去装置が内蔵されており、豆を挽く際に発生する静電気を効果的に抑えます。イオナイザーという装置が、静電気を中和してくれるため、粉がミルにくっつきにくくなります。また、静電気が少ないことで、粉の飛び散りも減少し、掃除が楽になります。

他に自信を持って静電気対策ができるコーヒーミルがでてきましたら、ご紹介してまいります。

コーヒー豆の静電気対策についてのまとめ

今回の記事は以上です。

「コーヒー豆の静電気対策」についてまとめると下記の通りです。

コーヒー豆の静電気対策についてのまとめ

・コーヒー豆を挽く際には静電気が発生しやすい

・少量の水を使うことでコーヒーミルの静電気を対策できる

静電気から逃れて、楽しくコーヒー豆を抽出して美味しいコーヒーを飲みましょう!

  • この記事を書いた人

サスケ

毎日コーヒーを飲むコーヒー愛好家です。 サスケといいます。 このブログでは、コーヒーの雑学、豆、器具、雑学などの様々な情報を体験談ベースで発信しています。少しでもコーヒーについての知識が増え、コーヒーライフを楽しめる人が増えたら嬉しいです。 もし記事を気に入ってくれたらサイトをブックマーク、SNSでのシェア、何卒宜しくお願い致します。

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